スタジオアクトワン音楽部!の山田です!

 

本日もまたエフェクト特集!
本日は、イコライザーについてお話をしようと思います!

イコライザー……知ってる人は知っている、とても微妙な位置づけのエフェクタですね。
具体的にどのような効果をもたらすエフェクタなんでしょうか。

 

至る所で使われているイコライザー。
こいつは、“音質を変える”効果があります

もっと詳しく言うなれば、
音の低域、中域、高域などを増減させることのできるエフェクタです!

 

たとえば低域と高域を無くしてラジオボイスにしたり、通常では起き得ない効果を出してみたり…。

はたまた耳にうるさい帯域を小さく聴きやすくしてあげたり…。

またうっすらしたボーカルの低域を持ち上げてコシのあるボーカルにしてあげたり…。

 

とにかく多種多様な場面で、様々な用途に使われております。

 

そんなイコライザー、皆様が一番気づかないうちに利益を得ている場所があります!

その場所は… 劇場

 

自然に起こる様々な”音”…

音量で考えると、その中でも人間の声なんてとても小さな音です。

広いホールでのショーをする場合、ステージにより遠いお客様にもその小さな声を届けなければいけない…。

どうしよう…。

 

そんな時に人々が考えたのが、PAシステムというものです。

 

パブリックアドレス。略してPA。安直訳で”大衆に届ける”事です。

つまるところ、マイクですね。 音楽だったらボーカルマイク、演劇だったらピンマイク。

これらを集音し、音量を上げ、スピーカーから出す事で、全てのお客様へ平等にショーを提供することができるのです。

 

ここで思い出して欲しい事があります。
実は皆さまは常日頃、同じような状況、ステージにメインとして立っている事があるんです。

お気付きの方もいるでしょうか。
そうです、カラオケです。

カラオケにて、あの忌まわしき【キーーン!!】って音、経験した事ありませんか…?

あれは実は、皆様の声がマイクに入り音量が持ち上がりスピーカーから出力、それがまたマイクに入り音量が持ち上がり……を繰り返し起きている現象なのです。

あの高音のキーーン!。
実は、そのキーーンの帯域だけイコライザで下げると無くなります

 

劇場では、演者さんのマイクを纏めた後、
その劇場で反響し易い音域をイコライザで下げ、
ハウリングの発生を抑えています。
すげー、ほんと恩恵ですね……

 

名前を見てみても、“equalizer”
マイクに入った音を反響等に邪魔されないようにそのままの特性で出力する。つまり【イコール】にするための【ライザー】なのでした。

 

writer / 山田 秀(Wize Sound)